2014年11月に発売された新刊
よくある子どもの病気・ケガまずの対応マニュアル
~よくある症状への具体的な寄り添い方から保護者への対応まで~
(出版社:ひかりのくに/128ページ、フルカラー)
が、2015年2月に重刷決定となりました!
どんな内容?
よくある子どもの病気やケガの病気の説明ではなく、病状に対して
「今何をすればいいのか?」
という、まずの対応とケアについてをまとめた本です。
病名ではなく、「熱」「おう吐」「せき」など、その時に出ている症状で分類されているので、パッと開いてまずの対応を参考にすることができます。
文章のところは、ふだん講座でも話している、赤ちゃんや子どものの体のしくみや働き、病状が何のサインなのかを、専門用語はほとんどなく日常の言葉で説明しています。
具体的な構成は?
時系列で、イラストいっぱいに「見てわかる」ように構成されています。
エピローグ:病状のお話し。
「〇〇ってなに?なぜでるの?」という、病状のお話と保育現場でみかける場面をご紹介しています。
Step1:まずの対応
いざという時に慌てず、まず何をしたらいいのか、どのような言葉がけができるのか紹介例やすぐ病院にいくべき病状がのっています。
Step2:観察のポイント
まずの対応をしながら、子どもの病状を把握するために観察する内容をご紹介。また、病状によって現れる体の変化(病態生理学)もわかりやすい言葉で説明しています。
特集
その症状と関係のある病気や吐いた後の片付け方法などをまとめたページです。
Step3:落ち着いてからのケア
一段落すると、今度は時間の余裕がある分、こういう時はどのようにしたら楽になるお手伝いができるのかをご紹介。
コラムでは、知っていてよかった♪な日常のお話しから、小児科医からの治療や診断に関わる質問の回答ものっています。
例)体温計の数字は実は信じられない?
例)子ども同士の噛みきずは、水で洗ってもむと消えるはウソ・本当?
など
Step4:保育者から保護者への連絡とおうち看護例
この病状が起きた時の、保護者の気持ちや伝え方例、保護者だからできる、おうち看護の方法をご紹介しています。
上記、1~4のステップで、発生から自宅安静までを時系列で書いてあります。
全部で13の症状です。
読者さんからの感想
こんな本を待っていました!
保護者は、病気の話よりも、私たちがどう対応したのかというところに興味を持ってきます。
けれど、実際、子どもの病気やケガがあった時は慌ててしまい、何をどうしたらいいのかいつも手探りで対応していました。
この本には、まず何をしたらいいのか?どんな言葉がけがいいのか?なぜそれをすることが大切なのかの説明までがあり、子どもが安心するまでの付き添い方を学べます。
私は、言葉がけ例が、お気に入りです!
現場目線、そして子どもや親の気持ちに寄り添った良書だと思います。
(大阪I保育園、保育士さま)
この本は保育士さん向けですが、自分もいざという時に対応できるようになりたくて購入しました。
子どもが熱出たり、けがをしたりすると慌てて、すぐ病院に連れて行っていましたが、まず何をすればいいのかを知っているだけで、母親として自信をもてる気がします。
母子手帳と一緒におけるサイズなのもいいですね!
友達の出産祝いにプレゼントしたいと思います。
(1歳、4歳のママより)
小児の病気診断や薬についての指示は仕事柄できますが、わが子の事になると、頭では分かっていても不安になります。
医療者は、その瞬間や病院での治療に関わりますが、家族は回復するまでの経過をずっと寄り添います。
個人的なことですが、医者だから…とみられて相談できない部分もあったので、この本は心強い味方になりました。
どのように関わってあげたらいいのか、という親としての立場。また、仕事でも保護者への説明の補助として、役立つ1冊です。
(小児科医 Kさま)
購入は
全国の書店で販売中。
主に保育専門書を取り扱う書店、育児コーナーにあります。
もし、ない場合は
・書籍タイトル:よくある子どもの病気・ケガまずの対応マニュアル
・著者:新谷まさこ
・出版社:ひかりのくに
・ISBN(書籍番号): 978-4564608520
で、ご注文ください。
ネット書店でも購入可能です。
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